若草幼稚園が目指す子どもの姿
●●●自立する●●●
周りで起こっている出来事を周りのことではなく、自分のこととして考え、行動できるようになってほしいと思っています。子どもと保育者の関係はお世話をする、されるの関係ではありません。子どもと子ども、子どもと保育者のといった他人との関わりの中で今自分がどうしたいのかを自覚し、自分の意志や主体性を発揮します。そこで他人の意志とぶつかり合ったときに起こる葛藤や悩みが子どもたちの成長を促すのです。将来、子どもたちは自分自身の人生を自ら選んでいかなければなりません。自分の人生は他人には決められませんし、決められたとしてもその責任は誰も負ってはくれません(たとえ親であってもです)。選択の時が来たときに、自分で考えて決め、実現していける大人になってほしいと思っています。 |
●●●他人の事が思いやれ、信頼できる●●●
毎日の生活の中で他人との関わりが生まれます。自分と友だち、あまり親しくはないけれど名前を知っている子、他の子のお父さんお母さん、保育者、等。他人と関わるうちに他人にも気持ちがあり意志があることを知ります。自分のやりたいことと、友だちがやりたいことには違いがある、同じことをしたくないときもある、といったことに気付き始めるのです。それがぶつかったとき自分の意志を通したいこともあるでしょうし、友だちのやりたいことを受け入れて我慢することもあるでしょう。その場その場で判断をするためには他人との距離感を計れることや気持ちの折り合いの付け方などを身につけることが必要となるのです。幼稚園での遊びの中で自分の考えを受け入れてもらい、また他人の考えを受け入れながらお互いに認め合うことが身につくのです。 |
このような子どもの姿を目指すために、若草幼稚園は遊びと絵本を二本の柱として中心に据えています。
●●●遊び●●●
幼稚園は子どもたちの生活の場です。そして、子どもたちにとって生活とはすべて遊びです。登園すると子どもたちはそれぞれに遊びを見つけて遊び始めます。自分のやりたいことや友だちを見つけて遊ぶ、自分の意志で行動する時間です。 子どもは自分の中にみずから育つ力を持っています。その力を引き出すためには子どもが今しようとしていることを充分にさせることが大切です。伸びようとしている部分を伸ばすためには自発的な活動である遊びが必要なのです。また、遊びには子どもたちの成長や知的能力を発達させる要素が含まれています。 若草幼稚園では、保育の中核に遊びを置き、子どもたちが遊びこめる時間を充分に保障したいと考えています。 |
幼稚園では子どもたちが作り上げる穏やかな時間が流れています。
晴れた日を選んでいつでもお越しください。
子育てについて話し合いましょう。
園長流水元気のコラム
フリーペーパー「bit」(現在は休刊)より
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